どちらが1音なのか2音なのかわからない。。。
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心音を聴く時、どっちが1音なのか2音なのかが分かりづらいときがあります。
心拍数が正常の場合は、1音と2音の間隔の幅が「2」だとすると、2音と次の1音の幅は「3」。別の表現をすると、心音を「ダッ・タ」「ダッ・タ」と書いたときに、赤文字のダッ・タが2であり、赤文字のタと次の青文字のダッが3というイメージです。
この「ダッ」と「タ」を聴きわけることができれば1音と2音の聴きわけができているわけですが、心拍数が早い時には、どっちが1音なのか2音なのかが分かりにくくなります。
その時は「脈」をとりましょう。脈が触れるタイミングに聴こえるのが1音です。
脈をとりながら心音を聴くようにすれば、自然と1音と2音を聴きわけることができるようになるでしょう。自分心音なら毎日聴けますよね。(頸動脈で)脈を取りながら心音を聴く。という感じで。。。
カバー写真:ドクター・タカシナの心臓病患者の診察ガイドブック(インターメディカ)より引用